こんばんは~
いやぁ~、先程までの大雨&雷、久しぶりに恐怖を感じましたよ。
バシャバシャの大雨に、ドカン、ドカンと雷は落ちるし、近くに落ちると家が揺れる・・・
停電はありませんでしたが、いつも使う京王線、井の頭線が停電で止まっちゃった様で。
お湿りも必要ですが、ここまで降らなくても良いのにね。
巨大積乱雲のせいだそうですが、このゲリラ雷雨、暑さが続くとまたあるのでしょうかね。
さて、木曽川の鵜飼。
そのうち「動物虐待」とか言われて、国際的な圧力に負けそうな気もしますが・・・
日の暮れるちょっと前、夕焼けが奇麗な頃、ホテル前から乗船。
まずは犬山城の辺りをぐるりと。
まだ空がほんのりと明るく、月はぼんやりと。
鵜飼と言えば岐阜の長良川が有名ですが、木曽川の鵜飼はこちらの犬山城城主が1660年~70年頃始めたそうです。
木曽川を何度かグルグル周遊して、他のお客さんも乗船して、いざ鵜飼。
鵜飼をする船の両サイドを観光客が乗った船が並走。
かがり火を炊いた明るい火の元で、鵜達が頑張って泳いでますよ。
グビッと魚を飲み込んだら、すかさず鵜匠さんが紐を手繰り寄せて
ゲボッと吐かせます。必ず頭から飲み込むそうですよ。凄いね、鵜。さすが「鵜呑み」ですね。
鵜の目、鷹の目とも言いますが、鵜の視力は人間で言うと8.0だそうで、そりゃ遠くまで見れるよね。
こちらの鵜は海鵜だそうで、若い海鵜を捕まえて、教え込んで鵜飼に使える鵜にするそうです。
飲み込みの良い鵜もいれば、教えても全然ダメな鵜もいるそうで、鵜にも個性があるのねぇ~
で、ここでネタばらし。
実は木曽川、先日の大雨で上流部で土砂崩れなどがあり、川が非常に濁ってまして・・・
この状態では、鵜の目でもアユは見つけられません。
その為、今回の鵜飼は鵜匠さんが用意したアユを投げて、鵜が取って、それを回収するという・・・
鵜が泳いでいく先にアユを投げい入れて、争うように鵜がそれを飲み込むという何とも派手な鵜飼でございました。
川が濁ってちょっと残念でしたが、争ってアユを飲み込もうとする鵜たちは迫力満点でしたよ。
暗くなるとお城のライトアップも奇麗。
1時間半ほどの鵜飼鑑賞。
夕焼けからだんだんと暮れてきて、犬山城ライトアップも、月夜も、鵜飼も楽しかったです。
野生の海鵜をこんなに飼いならすなんて、それも驚きでしたよ。
ちなみに鵜は何でも飲み込んじゃうそうで、一番大変なのはうなぎ。
飲み込むのに難儀するので、「鵜が難儀」、「うがなんぎ」、「うなぎ」になったとか・・・