こんばんは~
桜の開花宣言も出た東京ですが、今日は風も強く寒かった・・・
この先もお天気が悪く、気温も低いので、のんびり開花になりそうですね。
ちなみに今日の皇居東御苑のソメイヨシノは
こんな感じでした。プックリつぼみですが、咲くのはいつ頃かな?
さて、本日はお勉強会。4月に本番があるので、事前のお勉強です。
今回は東京駅と皇居東御苑。どちらもちょくちょく行きますし、東京駅はよく利用しますが、じっくり見る機会はなかなか無いので・・・
こちら東京駅全景。
新丸ビルの7階テラスから。駅前も綺麗に整備され、行幸通りも綺麗になって、ホント、東京の顔です。
東京駅の歴史は日本の鉄道の歴史なのですが、もともとは新橋と上野を結ぶ「中央停車場」が出発点。
1914年12月20日が開業です。そのときは「東京駅」になってます。
震災で上部だけ焼け、戦後に復興。現在の駅舎は建て替えられ、2012年10月1日に完成。
ちなみに2003年に重要文化財に指定。設計は辰野金吾です。
まずは丸の内北口改札を出た所の天井。
コレもひとつひとつ意味があって、ここだけでも奥が深い。8角形なので、東西南北の干支が抜けてます。
東京ステーションホテルに宿泊すると、じっくり見れるはず。
インフォメーションの中に昔の構造体が見られるようになってます。
辰野金吾、辰野堅固と言われるほどガッチリ作ってまして、鉄骨+構造レンガ+化粧レンガ。
所々黒くなっているのは木のレンガが入っていて、熱で燃えて焦げた跡。
ガタガタなのはここにモルタルを塗ったので、表面積を増やすためだそうです。色々考えてるねぇ~
東京駅は3階立てですが、窓の形もみんな違う。
煉瓦の積み方は「イギリス積み」
目地がかまぼこ状になってまして、横と上の接続部分がV字になってます。
覆輪目地と蛙又と言うそうで、コレも職人さんの技術。ホント凄い。
こんなところまで細やかな技術。凄いぞ日本の職人さん!
北口ホール、南口ホールの床も上から見ると目の錯覚で立体に見える。
こんなトコロも普段全く気にしませんからね~
柱の上に「MMXⅡ」とありますが、Mが1000、Xが10なので、これで2012。竣工の年がコッソリと。
こんな感じで東京駅を端から端まで、東京駅だけで2時間も。見るところ沢山あって、「へー、ほー」の連続。
いやもう、先生の知識量とコネタ満載で、楽しかったですよ~♪
建築家が隠した意味とか、こんな所にこんなものがとか、古いものと新しいものが上手く融合されて、感心する事しきり。
東京駅がかなり好きになりましたよ。
いつかステーションホテルに泊まりたいですね~